Flutterのプログラミング言語(Dart言語)における「intクラス」の使い方を紹介します。
「int」の基本プロパティ・メソッドについても紹介していきます。
目次
int型の変数宣言
int型の変数(定数)では整数値のみ扱えます。
int型の変数を宣言するには次のように書きます。
int value = 10;
print(value.runtimeType); //int
intクラスの基本プロパティ
isEven:数値が偶数か判別する
value.isEven;
isEvenプロパティは数値が偶数の場合は「true」、奇数の場合は「false」を返します。
int num1 = 2;
int num2 = 3;
print(num1.isEven); //true
print(num2.isEven); //false
isOdd:数値が奇数か判別する
value.isOdd;
isOddプロパティは数値が偶数の場合は「false」、奇数の場合は「true」を返します。
int num1 = 2;
int num2 = 3;
print(num1.isOdd); //false
print(num2.isOdd); //true
sign:数値が正数・ゼロ・負数か判別する
value.sign;
signプロパティは値が正数の場合は「1.0」、ゼロの場合は「0.0」、負数の場合は「-1.0」を返します。
int num1 = 10;
int num2 = -10;
int num3 = 0;
print(num1.sign); //1
print(num2.sign); //-1
print(num3.sign); //0
intクラスの基本メソッド
abs():絶対値を取得する
value.abs();
absメソッドは数値の絶対値を返します。
int num1 = 10;
int num2 = -5;
print(num1.abs()); //10
print(num2.abs()); //5
toString():数値をString型に変換
value.toString();
toStringメソッドは数値をString型に変換し返します。
int num = 10;
print(num.runtimeType); //int
print(num.toString().runtimeType); //String
以上です。
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