この記事はこんな人におすすめ!
- switch文による条件分岐の使い方が知りたい
- 3つ以上の条件分岐を行いたい
「Flutter/Dart言語のswitch文って何?」
今回はDart言語における「switch文」の使い方について分かりやすく解説していきます。
目次
switch文(条件分岐)とは?
ポイント
- switch文ではある式の値に応じて異なる処理を指定できる
- 多分岐する場合はif文よりも扱いやすい
switch文はある式の値に応じて異なる処理を指定できる条件分岐です。
if文では条件式の結果(trueまたはfalse)によって処理を指定するのに対し、switch文は式(変数の値)の結果ごとに処理を指定できます。
switch文の書き方
switch文は次のように記述します。
式の結果とcase:
の後の値が一致した場合に処理を実行し、break
に出会うとswitch文の処理を終了します。
また式の結果と値が一致しない場合はdefault:
の後に指定した処理が実行されます。
//書き方
switch (式) {
case 値1:
式の結果と値1が一致した場合の処理...
break;
case 値2:
式の結果と値2が一致した場合の処理...
break;
case 値3:
式の結果と値3が一致した場合の処理...
break;
default:
式の結果がどの値とも一致しない場合の処理...
}
//使用例
void main() {
int dice = 3;
switch (dice) {
case 1:
print('1の目が出ました');
break;
case 2:
print('2の目が出ました');
break;
case 3:
print('3の目が出ました'); //式と値が一致するので処理が実行
break; //処理が実行されたのでswtich文を抜ける
case 4:
print('4の目が出ました');
break;
case 5:
print('5の目が出ました');
break;
case 6:
print('6の目が出ました');
break;
default:
print('サイコロを振り直してください');
}
}
//出力結果
//3の目が出ました