「Flutterアプリで静止テキストを表示したい」
こんな時に便利なのが Text ウィジェットです。
Textを使用することでFlutterアプリにテキストを表示できます。またTextStyleウィジェットを使えば文字の大きさや色、太さなど様々な装飾ができます。
それではTextの基本的な使い方とカスタマイズ方法について解説していきます!
基本的な使い方
Textの基本的な使い方について解説します。
テキストを表示するにはTextの引数に表示したい文字列を渡すだけです。
Text('Hello World'),
画像のサンプルコード
import 'package:flutter/material.dart';
void main() => runApp(const MyApp());
class MyApp extends StatelessWidget {
const MyApp({super.key});
@override
Widget build(BuildContext context) {
return const MaterialApp(
home: MyWidget(),
);
}
}
class MyWidget extends StatelessWidget {
const MyWidget({super.key});
@override
Widget build(BuildContext context) {
return Scaffold(
appBar: AppBar(title: const Text('Flutter')),
body: Center(
child: Text('Hello World'),
),
);
}
}
カスタマイズ方法
続いてTextのカスタマイズ方法について解説します。
Textの基本的な装飾はstyleプロパティの引数にTextStyleウィジェットを渡して設定できます。
Text(
'Hello World',
style: TextStyle(
// ここで様々な装飾ができる
),
),
文字の大きさ(フォントサイズ)
テキストの大きさはTextStyleのfontSizeプロパティで設定できます。
Text(
'Hello World',
style: TextStyle(
fontSize: 50,
),
),
テキストの色・背景色
テキストの色はTextStyleのcolorプロパティ、背景色はbackgroundColorプロパティで設定できます。
Text(
'Hello World',
style: TextStyle(
color: Colors.white,
backgroundColor: Colors.blue,
),
),
文字の太さ(フォントウェイト)
テキストの太さはTextStyleのfontWeightプロパティで設定できます。
単に文字を太くするだけならfontWeightプロパティの引数にFontWeight.bold
を渡し、好みの太さに調整したい場合はFontWeight.w100
のように「w100(細い)」から「w900(太い)」の100単位で太さを指定できます。
Text(
'Hello World',
style: TextStyle(
fontWeight: FontWeight.Bold,
),
),
イタリック(斜体)にする
テキストをイタリックで表示するにはTextStyleのfontStyleプロパティにFontStyle.italicを渡します。
Text(
'Hello World',
style: TextStyle(
fontStyle: FontStyle.italic,
),
),
まとめ
今回はTextの基本的な使い方とカスタマイズ方法について解説しました。
Textを使用することでFlutterアプリにテキストを表示できます。またTextStyleウィジェットを使えば文字の大きさや色、太さなど様々な装飾ができるのでぜひ使ってみてください。