Flutterのプログラミング言語(Dart言語)における「dynamic修飾子」を紹介します。
「dynamic修飾子」は「var修飾子」のように変数を宣言する際に使用されます。本記事ではvar修飾子との違いについても紹介していきます。
目次
dynamic修飾子の使い方
dynamic修飾子で変数を初期化するには次のように書きます。
dynamic 変数名 = 値;
dynamic修飾子を宣言した変数は初期化後に新しい値を代入できます。
dynamic any = 'Hello World';
any = 100;
print(any);
//結果
//100
「dynamic」と「var」の違い
dynamic修飾子とvar修飾子の違いは初期化後に別の型の値を代入できるかです。
dynamic修飾子では初期化後に別の型の値を代入できるのに対し、
dynamic any = 'Hello World';
any = 100;
var修飾子では初期化後に別の型の値を代入するとエラーが発生します。
var any = 'Hello World';
any = 100; //構文エラー
「var」はdynamic型として扱える
dynamic修飾子とvar修飾子の違いについて紹介しましたが、var修飾子で変数を宣言する際に初期化しない(初期値を与えない)場合は「dynamic型」として扱います。
var any;
any = 'Hello World';
any = 100;
以上です。
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