この記事はこんな人におすすめ!
- if文による条件分岐の使い方が知りたい
- 「else..if」、「else」の書き方が知りたい
「Flutter/Dart言語のif文って何?」
今回はDart言語における「if文」の使い方について分かりやすく解説していきます。
目次
if文(条件分岐)とは?
ポイント
- if文とは「AならばBを実行する」のように条件によって異なる処理を実行できる
- 条件式の結果(真か偽)で処理を指定
- else if, elseを使用することでより複雑な条件分岐ができる
if文は「AならばBを実行する」のように条件によって異なる処理を実行できます。
またこのような処理を「条件分岐」と言い、条件分岐は「条件式」と言われる式の結果によって処理を指定できます。
条件分岐:A >= Bの場合は〇〇の処理を実行
条件式: A >= Bの部分
if文の書き方(真の場合のみ処理を実行)
まずはif文の基本形を紹介します。
次の処理では条件式が真の場合のみ処理を実行します。また条件式では式の結果が真(true)または偽(false)になるように書きます。
//書き方
if (条件式) {
条件式が真の場合の処理...
}
//使用例
void main() {
int score1 = 73;
int score2 = 34;
if (score1 >= 70) {
print('$score1点は合格です!'); //「score1 >= 70」は真なので処理を実行
}
if (score2 >= 70) {
print('$score2点は合格です!');//「score2 >= 70」は偽なので処理を実行
}
}
///出力結果
//73点は合格です!
真と偽の2択で条件分岐:else
条件式の結果が真と偽の場合でそれぞれ処理を指定したい場合はelse
を使用します。else
で指定した処理は式の結果が真でない(偽である)場合にのみ実行されます。
//書き方
if (条件式) {
条件式が真の場合の処理...
}else{
条件式が偽の場合の処理...
}
//使用例
void main() {
int score1 = 73;
int score2 = 34;
if (score1 >= 70) {
print('合格です!'); //真なのでこちらの処理が実行
} else {
print('不合格です...'); //処理は実行されない
}
if (score2 >= 70) {
print('合格です!'); //処理は実行されない
} else {
print('不合格です...'); //偽なのでこちらの処理が実行
}
}
///出力結果
//73点は合格です!
3択以上の条件分岐:else if
3択以上の複数の条件分岐を行いたい場合はelse if
を使用できます。else if
はelse
とは異なり条件式を指定して処理を実行できます。またif文の上から順に条件式をチェックしていき、ある条件式で処理が実行されるとif文は終了します。
//書き方
if (条件式1) {
条件式1が真の場合の処理...
}else if (条件式2) {
条件式2が真の場合の処理...
}else{
条件式が偽の場合の処理...
}
//使用例
void main() {
int score = 73;
if (score >= 90) {
print('素晴らしい!!'); //偽なので処理は実行されない
} else if (score >= 70) {
print('合格です!'); //真なので処理が実行
} else {
print('不合格です...'); //別の条件式で処理が実行されてるので実行されない
}
}
///出力結果
//合格です!