この記事はこんな人におすすめ!
- 論理演算子の使い方が知りたい
- if文で「かつ」、「または」、「〜でない」の複雑な条件を使用したい
「Flutter/Dart言語の倫理演算子って何?」
今回はDart言語における「論理演算子」の使い方について分かりやすく解説していきます。
目次
論理演算子とは?
ポイント
- if文などの条件分岐に複数の真偽値を組み合わせることができる
論理演算子とは、複数の真偽値(真または偽)を組み合わせて新たな真偽値を導き出すための演算子です。条件分岐やループ処理などの制御構造を実現するために活用されます。
論理演算子の種類・使い方
論理演算子には次の3種類があります。
また複数の論理演算子を組み合わせて使用することもできます。
論理演算子 | 意味 | 例 |
---|---|---|
A && B | かつ(AND) | AとBが共に真の場合、真である |
A || B | または(OR) | AとBのいずれかが真の場合、真である |
!A | 〜でない(NOT) | Aが偽の場合、真である |
「かつ(AND)」と「または(OR)」の使用例
&&
と||
は左右に条件を書いて2つの真偽値を組み合わせて判定できます。
//使用例
void main() {
int num1 = 5;
int num2 = -5;
if(num1 > 0 && num2 > 0){
print('&&');
}else if(num1 > 0 || num2 > 0){
print('||');
}else{
print('$num1と$num2はどちらも0より低い');
}
}
//出力結果
||
「〜でない(NOT)」の使用例
条件の真偽値が「偽」の場合に「真」としたい場合は!条件
のように記述します。
//使用例
void main() {
int num = -5;
if(!(num > 0)){
print('true');
}
}
//出力結果
true