Flutterのプログラミング言語(Dart言語)における「late修飾子」を紹介します。
「late」は変数を後から初期化したい際に使用できます。
目次
late修飾子の使い方
late修飾子で変数を後から初期化するには次のように書きます。
late String 変数名; //String型の場合
下記コードはlate修飾子の使用例です。
class Person {
late String name;
}
void main() {
var person = Person();
person.name = 'Sato';
print(person.name);
}
//結果
//Sato
late修飾子の注意点
「late」を宣言した変数を初期化せずに処理を実行するとエラーが発生するので、変数を使用する前に初期化する必要があります。
class Person {
late String name;
}
void main() {
var person = Person();
print(person.name);
}
//結果
//Unhandled Exception: LateInitializationError: Field 'name' has not been initialized.
以上です。
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